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初めてのレンズ染色体験。

2017年5月24日6:24 PM レンズ

先日ブログでもご報告したHOYA㈱の工場見学。

その工場見学の体験として、人生初の「レンズ染色体験」をしてきました。

その時染色したオーナーとスタッフのレンズが手元に届いたので改めてレポートしたいと思います。

 

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まずこちらがオーナーが希望したサンプルカラー「トゥルーグレイ15%」

 

トゥルーグレイ15%の染色手順は「1.グレーの液に40秒浸す 2.マゼンダの液に3秒浸す」これが見本色のレシピ通りの手順です。

しかし実際の染色ではこのレシピ通りの手順で作業をしても、レンズの素材・厚み・その日の気温・その他の複合的な要素によって染まり方に差が出るそうです。しかもすべて人の手で染めているんです。

だからこそプロの視点と経験で細かな微調整を施し、結果見本色と同等の染色を一つ一つ手作業で行っているそうです。

 

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こちらがオーナーが染色したレンズ。

カラーよりレンズの厚みに目が行ってしまいますね。笑。

 

先ほどの手順でほぼ見本色と同じカラーになりましたが、今回は指導員の方に「このままのカラーでいきますか?それともオリジナルのスパイスを足してみますか?」と尋ねられたので、オーナーは更にブルーの液に2秒ほど浸し仕上げました。

 

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若干ブルーがかり渋いカラーになりましたね。(^^)

 

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スタッフのサンプルカラーは「スパーキーイエロー25%」

あえてちょっと個性的なカラーを選んでみました。

 

スパーキーイエロー25%の染色手順は「1.イエローの液に8分浸す」これが見本色のレシピ通りの手順です。

 

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しかし実際に染めてみると思ったより薄い色づき。

やはり素材や状況によってレシピ通り染色してもその通りにはならないんですね。難しいです。

「もっと濃くするにはもう一度イエローの液に浸すか、ブラウンを足します。それともちょっと他のカラーを足してみますか?」と聞かれたので、直感的にグリーンをプラス!

 

余り長くグリーンの液に浸すと結果グリーンのレンズになってしまうので、ほんの一瞬。

レンズ全体に液を浸し直ぐに引き上げる。

 

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結果ライムレモンのようなオリジナルのカラーになりました。

スタッフ、結構気に入ってます。

 

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ちなみにレンズの厚み。-1.00のスタッフに対して約10倍の度数があるオーナー。

こんなに差が出るんですね…。

 

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今回の染色体験で染色の難しさ繊細さをしりつつ、それと同時に楽しさも感じました。

レンズカラー、奥深い…。

 

以上が今回の染色体験レポートでした。アナログだからこそできるこだわり、レンズ染色に職人技を体感できることが出来、とても貴重な経験をさせて頂きました。

スタッフ(ロωロ)ゞ

 

 

 

 

 

レンズメーカーの工場見学に行ってきました。

2017年5月17日6:22 PM レンズ

昨日はレンズメーカー「HOYA㈱」の松島工場にて工場見学に参加してきました。

 

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高速道路を走って車で2時間。長野県上伊那群箕輪町にある大きな工場です。

 

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バカンス満喫中な感じのオーナー(笑)

 

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HOYAさんが企画して下さった今回の工場見学は、岐阜県内のメガネ屋数件が合同で受けました。

工場関係者方の自己紹介、会社の概要説明。

 

次は『100色色差体験』

 

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この手元にある道具を使い、両端に固定されているカラーを基準として、中間色を正確なグラデーションになるよう並び替えるというものです。

 

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制限時間は2分。短いので焦りますね。(・・;)

 

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並び替えて…

 

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裏返す。数字が順番に並んでいれば正解です。

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赤→青への並び替えは、私もオーナーも最後の一箇所だけ間違えましたが、後はパーフェクト!

緑→緑への並び替えは、私もオーナーも所々間違えてました; ̄ロ ̄)

 

この体験は、レンズの染色担当の適性テストで行われるそうです。

特殊なレンズカラーの染色は、染め手のセンスと経験が大きく影響するので、こういったテストで適性を見込まれた方のみが行うとのことでした。

 

今回私たちは実際にレンズの染色体験も受けました。

普段発注しているカラーレンズがどのような工程で作られているのか…。

そのことをより深くリアルに知るための体験です。

 

レンズ染色は工場見学前に希望カラーを提出していたのですが、実際にやってみるとちょっとオリジナルのスパイスを足したくなりますね(笑)

染色したレンズは仕上げ作業を終えたのち、お店に送られるそうなのでその時に改めて「染色体験」について詳しく書こうと思います。

 

 

更にレンズとなる具材の品出しから研磨、磨き、染色、コーティングと各部署を回り説明を受けながら見学しました。

ちなみにこれらは企業秘密という事で写真撮影はNGでした。ちょっと残念(^▽^;)

 

工場見学のなかで、改めてHOYAの技術力の高さ、その技術力を維持するための企業努力、質の高い人材育成(技術者への認定制度)というものを目の当たりにしました。

 

このことを知ったことで私たちメガネ屋がお客様に対して出来ることが更に増えたのは間違いありません。

これらを踏まえ今後もオーナーと共に「メガネの楽しさ」を皆さんに伝えていきたいと思いますので、今後もどうぞ宜しくお願い致します。

 

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スタッフ(ロωロ)ゞ

 

 

 

 

調光レンズに新色登場

2015年7月10日7:42 PM レンズ

今日は新しく登場したレンズのご紹介です。

 

最近様々な機能性レンズが登場してきています。

その機能性レンズの1つ、調光(ちょうこう)レンズが今日ご紹介するレンズ。

調光レンズとは・・・・紫外線によって色づくレンズです。このレンズ自体は昔からあるのですが、最近はレンズ性能がアップし再注目されているレンズなんです。

 

調光レンズといえばブラウンとグレーに変化するレンズが一般的でしたが、今回新登場したのはグリーン。

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まずはこちら、紫外線が当たっていない状態でのレンズ。

ほんのり緑がかっていますが、ほぼ透明の状態ですので普通にメガネとしてお使いいただくのでも支障はないかと。

 

そして、約30秒ほど室外で紫外線に当ててみると・・・

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けっこう濃いグリーンになりました。

ちなみに、今までのブラウン、グレーも同じ状態で室外に出してみると。

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こちらがブラウン

 

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こちらがグレーです。

 

アウトドアでの仕様では結構楽しめるレンズが調光レンズ。

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ちなみにこちらは約10秒ほど紫外線を当てた状態です。

新たに選択が可能になったグリーン。気になる方はぜひ店頭で実際のカラーをお試しいただけますので、ご相談ください。

その際はぜひ、紫外線の状態が良好な天気の良いお昼間にご来店いただくことをお勧めいたします。

 

 

 

 

やっぱ実践だ

2014年4月23日4:58 PM レンズ

昨日の定休日を利用して、琵琶湖のバス釣りを体験してきました。

しかもボートに乗って本格的な釣りです。

ここまで本格的に釣りをするっていうの初めてで、ずいぶん前からかなり楽しみにしてたんです。でも天気予報では、昼から、かなり風が出るらしいって聞いてて、かなりビビってました。

 

もう1つ、楽しみにしてたのが、実際に釣りで偏光レンズを使って見え方の違いを体験してみたかったんですよ。

朝4時に関を出発して、6時ごろから釣りスタート。

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前日からの雨も上がり、それほど寒くなく、気持ちよくスタート。

とはいえ、完全な初心者バサーの僕はまずは投げることで精いっぱい(;一_一)

さらに、道具も一切持ってないんで、一緒に連れて行ってもらった友人にそのへんは完全におんぶにだっこ状態でサポートしてもらいました。

 

では、釣りは超~初心者、サングラス選択はプロの僕のレンズの感想を。

ami取り扱い偏光レンズメーカー「KODAK」のレンズ3色を今回は使用しましたよ。(KODAK PolarMax6150使用)

 

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オリーブグリーン:レンズ濃度65%、偏光度99%

朝一のまだ日が低い状態での見え方に期待していましたが、終日使えました。一緒に行った友人もこのレンズを1日中使っていましたが、すごくよく見えると高評価。

黄色みの強いレンズですので、相性はあるかと思いますが、釣りには偏光度99%というのはかなり魅力的な点。

水の色は濁りが強かったので、ウィード(水草)や魚影が見える環境ではありませんでしたが、水面の反射を良く抑え、ライン(釣り糸)も見やすく感じました。

 

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クレムソンピンク(ブルーミラー):レンズ濃度75%、偏光度99%

こちらもバス釣りには最強レンズと、人気のカラーです。人気どおり、実際に使ってみた感想もかなり良いです。

ただ、時々、ブルーミラーが乱反射する時間帯があったのが気になりました。

このレンズも1日通して見やすいレンズですが、特に日の高い時間帯にはオリーブグリーンよりもよりサングラス効果が高いと感じました。

オリーブグリーンと、クレムソンピンクは バス釣りにはかなり効果が期待できるレンズですね。

 

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ちょっとレンズカラーが茶色っぽく映ってしまいましたが、

テンダーグレー:レンズ濃度70%、偏光度95%

今回の3色の中では一番、ナチュラルな見え方で楽なレンズ。

でも、オリーブグリーンやクレムソンピンクに比べてしまうと、釣り向きではない気がしました。

ときどきラインが見えにくく感じる時がありましたし、自然過ぎて、物足りないって感じてしまいました。

次回は茶色系のレンズと、濃いめのグレーの見え方、OAKLEYの偏光なんかも試してみたくなりました。

釣果は・・・・・僕はボウズでした(0ってことを言うのですよ)でも連れて行ってくれた友人の2人はちゃ~んと釣ってました。

 

今回、ほぼ初のバス釣りでしたけど、ハマりそうです(・。・;

次回も近々行こう~って盛り上がりましたし、ちゃんと釣れないと、このレンズ紹介の信ぴょう性も怪しいですしね・・・・・

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普段よっぽど日に当たっていないのですよね、手の甲を日焼けしました・・・・・

風の心配も心配だけで終わり、16時まできっちり釣り、楽しめました。

実際に自分で釣ることで、今まで、ちょっとあやふやだなって思ってたことも、しっかり確認できました。

これからの接客のためにも、釣りしっかりやっていかなくちゃ!、まずは釣竿GETからかな(゜.゜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こだわりはとことん

2013年4月14日6:54 PM レンズ

7年目初の休日はバタバタと過ごさせていただきました。
改めてお客様にご来店いただけることのありがたみを噛みしめております
今日はまず3枚の写真をご覧いただきたいと思います。
フレームではなくレンズの方に注目して見てもらいたいと思います。
違いはお分かりでしょうか?
共通なのはどのレンズも『UVカット』、『撥水加工』、『耐擦傷加工』は施されております。
では答えを
①通常のマルチコート・・・・プラスチックの反射を防ぐコーティングがされており、一般的に反射光は緑色に見えます
②ブルーカットコーティング・・・・最近話題の青色光カットのコーティング、反射光は青に見えます。
③HOYA STFコートICE・・・・HOYAから発売になった新コーティング、反射光が白く見えます。
通常メガネのコーティングは①のマルチコートで、緑色に光るのです。
でもこの緑色に光るというのが気になるというお客様のために今回注文したのが③のHOYA SFTコート ICE
反射光は白になり、レンズ本来の美しさにこだわったのです。
また当店ではTOKAIのパレットカラーコートでイエローや、オレンジ、ブルーなどにもすることが可能です。
レンズのコーティングへのこだわりにもamiは全力で対応させていただきます

岐阜県関市のメガネ専門店 Eyewear shop ami

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