本日ご紹介するのは「Filton(フィルトン)」のモデルです。
4型メタルフレームをご紹介しましたが、今回はボリュームのあるプラスチックタイプのフレームです。

col.003 マロンブラウン
明るめなブラウンカラー、そしてハイブリッジで太め、存在感のあるフレームです。
レンズシェイプはボストン型。

ブロウ部分とほぼ同等の高さにブリッジがあり、鍵穴の様なキーホールブリッジや玉型のサイズ感と合わせフレンチヴィンテージを意識したデザインになっています。
ボリュームがありますが透明感のある生地を使用することでバランスを取っていますね。


クリアグレーの生地をベースにして、表側にマロンブラウンの生地を張り合わせています。

テンプルには縫い針をイメージした芯を〈芯張り〉という手間をかけた技法で入れています。


左テンプルには〈チタン焼け〉というヒートグラデーションの技法もプラス。
これはFiltonのブランドアイコンにもなっています。

同じく左テンプル表面、合口付近に段落ち加工を。
縫い針を模した芯がよりはっきりと見えるよう演出されています。

何故ボタンや縫い針がモチーフになっているのかというと、デザイナーの思い出が形になっているからです。
デザイナーのお母さまが縫製関係のお仕事に従事され、自宅でもミシンを踏んでいたと。
そのお姿を今でもデザイナーが強烈に覚えていたそうです。
『幼き頃から現在に至るまでの遊びや仕事、様々な自身の体験や経験が感性や表現に繋がっている。』
ブランド紹介で記載したこの文章に繋がっているモデルです。
スタッフ(ロωロ)ゞ
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