先日5月8日(土)に毎年恒例amiの社会見学を開催、今年も周りの状況を鑑みて極少人数で行いました。
午前の部は関善光寺にて《メガネ供養》を行いました。
「なぜ関善光寺で?」と時々聞かれるのですが、実は関善光寺には眼の佛さまがいらっしゃるんです。
今年も約50本程のメガネをご供養させて頂きました。
そしてご祈祷後は参加者の皆様に日本で唯一の『卍戒壇巡り』も体験。
一筋の光も入らない真っ暗闇を手探りで歩きます。
モノが見えること、光のありがたみを改めて感じますね。
午後からは二十五代藤原兼房鍛冶場にて『刀匠とのペーパーナイフ作り』の体験会です。
五寸釘を鍛錬してペーパーナイフを作ります。
上の写真が出来上がったペーパーナイフのサンプル。刃の形や反り、持ち手部分のデザインも様々。
自分だけのオリジナルの一本が刀匠師事の元で作れるのはかなり貴重です。
現役の鍛冶場で、刀匠たちが普段刀作りで使っている道具を実際に触れます。
これはかなりテンションが上がりますよ!
尚、こちらの鍛冶場には何度もメディアが入っています。
2017年度ACジャパンのCM『TOKYOだけじゃない。』でも登場。撮影現場にもなっています。
形が出来たら、次は刃を付ける為の研ぎ作業。
これがまた大変なんですよね。しかしペーパーナイフとしての切れ味を作るためには頑張るしかない。
刃を付けた後は錆び防止のためにもう一度焼いてオイルをぬります。
出来上がったペーパーナイフは真っ黒。かなりカッコいいです。
自分だけの”お守り刀”にもなりましたね。
今回も『古式日本刀鍛錬』の実演も披露してくださいました。
これは本当に本当に贅沢!
トンテンカンという心地いいリズム、きっと厄除け効果もある事でしょう。
ちなみに後ろでカメラを構えている方は、中日新聞記者の方です。
5月9日の中濃版に掲載して頂きました。ありがとうございます。
鍛錬を見学した後、参加者の皆様は実際に鎚を振り鋼を打ちました。
見てる分には簡単そうですが、真っ直ぐ鎚を振りおろすのは思った以上に難しい…。
そして最後は真剣を持ち記念撮影。
参加者のお一人が剣道経験者。
構えが様になり過ぎてちょっと怖かったです。笑
関市にいると意外と日本刀を握る機会がある。本当にすごい土地だと思います。
以上、今年も『刃物のまち 関市』を堪能できるイベントとなりました。
ご参加下さった皆様、ありがとうございました。そしてお疲れ様です。
来年も同時期に開催予定です。
今年参加できなかった方も、是非来年ご参加くださいね。
スタッフ(ロωロ)ゞ
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