今日ご紹介するのは「修理事例」です。

月に一度お邪魔しているボランティアで、いつもクリーニングをさせていただいているおばあちゃまのメガネ。

「これは直るかね？」とご相談いただいたメガネはいつもお掃除をさせていただいていた素敵なメガネ。

壊れた箇所としてはメガネの修理箇所トップ3に入るメガネを折りたたむ部分のパーツ破損。

通常この箇所はわっかの状態になっていないといけないのですが、切れてしまってます。

 

この箇所の修理の場合には溶接をして新しい部品をつけるだけなので、修理内容としてはそれほど難しくない修理。

でもその修理をする際には熱を加えるため、このメガネのように七宝で飾りがしてあったりすると、その七宝の破損が伴うことも。もちろんその時には七宝を再現する修理もします。

 

できるだけ七宝部分に熱が加わらないように溶接をするという技術が鯖江の高度技術なんです。

 

こちらが直ってきたメガネ。七宝も元通りです。

 

よ～く見ると、パーツ溶接の後は確認できますが、使用の中では全く問題ないレベルではないでしょうか。

 

これでまた、このメガネのクリーニングも引き続きできますね(*^^)v