今日は「修理事例」のご紹介です。

 

今回も当店のホームページを見ていただき、お問い合わせをいただきました。

電話でのお問い合わせをいただき、お話を聞いていると何とか直りそうな状態でしたので、より詳しいお話をさせていただくためにぜひ一度ご来店くださいとお伝えいたしました。

やはり電話だけでは実物を見れていませんので、修理の詳しいお話や修理が可能かの判断がしにくいのです。

 

後日ご来店いただき、見せていただいた状態がこちら。

左のフレームの下の部分が切れてしまっていました。

結構年代物のフレームであったことなどもありましたが、修理は可能であることをお伝えしました。

ただ、状態の修理をする場合補強の関係から透明の生地を溶かし合わせるため、ややリムが太くなり、左右で若干見た目の変化もあることをお伝えしました。

とはいえ、お客様はこのフレームが気に入っておられ、かけられる状態にしたい。鯖江の職人さんに技術力にお任せするしかないということで修理のゴーサインをいただきました。

 

 

また、今回お持ちいただいた時にはレンズが入っておらず、修理が出来上がった後には、度なしで伊達メガネとして使用するために、レンズのご注文も合わせてしていただきました。

 

こちらが修理後、戻ってきた状態です。

 

裂け目もきれいに溶かし合わさりやや透明な部分がありリムが太くなっておりますがそれほど大きな変化もない状態で戻ってまいりました。

よく見ていただくと左の下の部分が透明な個所がありますね。

 

今回ご用意させていただいたレンズは約20％のグレーの色が入ったレンズです。

 

これからも末長く、このメガネを使ってあげてください。