白って目立っちゃうんですよね
2015年1月22日6:16 PM
修理
修理プラスチックフレーム磨き¥5,000
今日は、修理事例をご紹介します。
メガネは使っていると、経年変化で金属フレームですとメッキがはがれたり、傷が増えたりしますし、プラスチックフレームですとつやが無くなったり、細かい傷が増えたり、汚れで変色してしまったりするもんです。
でも、愛着がありたくさん掛ければかけるほど、経年変化も起こりやすいもんですよね。
今回お預かりしたフレームも、大変気に入りの一本のようで、長く大切にお使いいただいたメガネです。
特にこの白いフレームっていうのがお気に入りポイントのようですが、お気に入りということでたくさん使っているからこそ起こる経年変化。
テンプルの、特に耳に掛ける部分の変色が日に日にひどくなってきてしまったようです。
白いフレームでなければ、ここまで目立ったしまうことは無いのでしょうが、やはり、そこは、白いフレームの宿命でしょうか・・・・
では、お預かりして、磨き直しいたしましょう。
ただ、1つだけ懸念材料がありました。経年変化、つまり汚れがフレームのどの程度までしみ込んでしまっているかです。
フレーム磨きは基本的に、プラスチックを削り、磨き直す作業をいたします。
ですので、フレームのつやだしは問題なく出来ますが、しみ込み具合がひどい場合には色の変化を取りきることはできません。
こちらが修理後のフレーム。
テンプル先端の生地は、削り取ってしまうと、独特の層がなくなってしまうため、ぎりぎりのところまでの磨きとなっております。
これで、また、この大好きな白いメガネがお使いいただけますよね。