諦めたらそこでおしまいですよ。
2013年8月16日9:23 AM
修理
修理鼻パットのサイズ調整
今日は修理のお話。
プラスチックフレームのほとんどは、フレームと一体型になった鼻パットが付いています。
ですので、かかり具合の調整にはちょっとした技術がいるのです。
今日ご紹介するのがその1つ。
先日当店でメガネを購入していただいたお客様からご相談いただきました。
「以前、海外で買ったサングラスがデザインが気に入ってるんだけど、鼻に全然乗ってなくて、ほほで止まってる感じなんです」
見せていただくと、某海外有名ブランドのサングラスで、とってもおしゃれなサングラス。
では、ちょっとした加工が要りますが、修理しますとお預かりしました。
一番最初の状態を映し忘れちゃったのですが・・・・・
まずはちょびっとだけ出ていたパットを切り落とします。
そしてそのあと、切った個所とやすりがけをしていきます。
ある程度整ったところに、「アセチ用接着液」というプラスチックを溶かし合わせる溶剤を
塗って、新しい大きいパットをつけます。
この状態で約1日ほど置きます。
そのあと最終仕上げとして、磨きあげて完成です。
この加工は、当店のフレームの場合はサービスで行っていますが、
今お持ちのフレームでも、修理が可能であるならば有料(4,200~)でお受けいたします。
もしお持ちのメガネで、鼻の掛かり具合が気になっていらっしゃるなら、ご相談ください。
お見積り、ご相談だけでも喜んでお受けいたします。
最新号の「ぶうめらん」で修理のことを広告にいたしました。
おかげ様で、とってもたくさんのご相談をしていただいております。
メガネは使い捨てではないと思います。
大好きで思い入れのあるメガネであるならば、少しでも長くお使いいただくためのお仕事も、
メガネ屋にとって大事なお仕事なのです。