本日ご紹介するのは「American Optical(アメリカンオプティカル)」のモデルです。
AOは1833年創業のアメリカ最古の眼鏡メーカーとして知られていますが、実は2001年から約3年間、日本の鯖江で生産された特別なコレクションが存在しました。
そのプロジェクトを手掛けたのが、現在BJ CLASSIC COLLECTIONを展開するブロスジャパン株式会社です。
AOの日本正規代理店であり、企画責任者として生産にも深く携わったのが、ブロスジャパン代表の浜田社長。
今回ご紹介するのはフランス語で「再生」や「復活」を意味するルネッサンスシリーズのツーポイント(リムレス)フレームです。

col.003 アンティークゴールド
レンズシェイプは細長いオクタゴンで、一般的なリムレスフレームとは違い、どこかヴィンテージジュエリーのような雰囲気を漂わせています。
近年は太セルフレームが注目されることが多かったので、こうした繊細な雰囲気のツーポイントは新鮮。
尚、このレンズに穴を開けネジで固定するツーポイントやワンポイントという構造は、1800年代にAOが世界で初めて製品化したとされる歴史あるスタイルです。



レンズ枠が無いぶん、ブリッジとヨロイ部分の独特な意匠が目を引きます。
鳥が翼を広げたようにも見える有機的なデザインは、単なる装飾ではなくAOらしいクラフトマンシップを感じさせるポイント。
アンティークゴールドを思わせる落ち着いたカラーリングと細かな彫金が組み合わさり、クラシックな空気をまとっています。



またテンプルも手を抜いていません。
チタン芯に12金張り、金メッキではなく金を巻き付ける加工を施し透明のセルでコーティング。
細身のテンプルでありながら、単調な線には終わらずAOらしい装飾性をしっかりと持たせています。


現代の量産型フレームにはない独特の存在感があり、かなりマニアックで刺さる一本に仕上がっています。
AOが長年培ってきたアメリカンヴィンテージの魅力をベースに、鯖江の高い製造技術と感性を融合させ、往年の人気モデルを現代的に再構築した特別なコレクションをお楽しみください。
